旧芝離宮恩賜庭園(きゅうしばりきゅうおんしていえん)

旧芝離宮恩賜庭園は江戸幕府の老中、大久保忠朝の上屋敷にあった「大名庭園寿楽園」を起源とした回遊式庭園です。回遊式泉水庭園の特徴の池を中心とした庭園の区画や石の配置に優れています。作成当時は海岸に面していたといいます。現在では周囲が埋めたれられてビルが見えているだけになりました。現存する大名庭園として最も古いもののひとつです。
むかしは東京湾からの海水を取り入れていましたが、現在では淡水の池となっているもので、昭和54年に文化財保護法によって「名勝」に指定されています。入口を入ると左手には藤棚が見えてきます。藤棚からは池と蓬莱島などが見えます。
花木としては、「クロマツ」「クスノキ」「フジ」「サツキ」などで、入口から右の方へといくと雪見灯籠が見えてきます。雪見灯籠から池沿いの敷石をいくと庭園内で最も高い大山があります。そこからは園内の素晴らしい景観を見渡せます。
枯滝という石組みで作ってある景観も見ることができますが、そこは川床が通路になっています。
また、「西湖の堤」という中国の杭州にある西湖の堤を模したものがあります。中島とともに園景の中心をなしています。中島は中国でも仙人がすむといわれる山があって、蓬莱山を模した石組みもあります。

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